JPL S2を終えて

初めに

JPLS2に出場されてた選手の方々、2か月間お疲れ様でした。前シーズンから引き続き出場させてもらいました。JPL、J2Lの多くのチームと練習試合をしてもらいました。ありがとうございました。

チーム結成

 自分はS1ではSharksに所属していました。FinさんとAllyさんのお陰で、S1を優勝させてもらいました。しかし、自分はそこまでチーム内で役に立つプレイヤーではなく、ただ少し他のプレイヤーよりHTが上手いだけのプレイヤーでした。タクティクス作成を手伝う訳でもなく、チームトレーニングに出るわけでもなかったのでお荷物感があったけど、かといってFA宣言をしたらチームを裏切ったような感覚になって、S2をどうすべきか正直迷っていました。最終的にはS1と同じ惰性で居たら、チームに迷惑が掛かると思いFA宣言をしました。FA宣言をして暫くしたら、finさんから当時BULLSにいたmattyaさんとトレードをしないかと持ち掛けられ、快諾した結果BULLSに行くことになりました。

これを書くのは、喧嘩別れなのかとか時々聞かれるので、決してそうではないことを書きたかっただけです。

 BULLSに移籍した当時、残っていたメンバーがkid,cildaしかいないという状況でした。再ドラフトを希望するプレイヤーが3人程度しかおらず、残りの4人を埋めるのは、全員JPL未経験のプレイヤーにするしかないという状況に、正直諦めてた節もありました。ただ、僕がBULLSに加入したらKid,cildaもやる気を出したらしいので、真剣にドラフトをすることにしました。自分たちの目標は4位入賞と2人には伝えました。覚えてるかは知らんけど。ドラフトの基本方針は主に3つに絞っていました。指揮官経験の有るプレイヤーを最優先でピックする。暇人をピックする。一人だけMT乗れるプレイヤーをピックする。これで人を選んでいきました。ただ、前シーズンと比べると、どうしても候補者リストにある選手層がS1より薄いのは否めなかったので、ドラフト前日に目星をつけた人数人に声をかけて、5x5のカジュアルトナメを一緒にやりました。その中から実際に二人ピックしたので、やってよかったとは思いましたね。

一通りドラフトが終わった後の下馬評では、BULLSは相変わらずのチームという評価が結構な割合を占めていたような記憶が有ります。未経験者が4人もいたらそうなるのも当然だった。ただ、自分はJPL経験の有無でチームを格付けすることに殺意を覚えた。S1の貯金があるからと言って、胡坐を掻いているチームに一泡吹かせたい気持ちに駆られました。自分のモチベーションは常にそこにありました。メンバーも殆どそういった気持ちでやっていたので、良いチームが出来そうなんて思ってましたね。

予選リーグ

1週目の対戦相手がOsaka Krakensあることに運営を呪いたくなった。BULLS結成して一週間で調整しないといけないのに、地獄見せてくるのか、マジかーって感じでしたね。ただ、ここで妥協したら戦わずに負けることになるので、前シーズンお世話になったsharksと、Apexで一緒に遊ぶmeru太郎、WICIのメンバーにお願いして練習試合を組みました。ただ、タクティクスを全然作れてなかったのと、誰が何を出来るのか全然知らなかったので、練習試合ではいつもボコボコにされまくって、自分の指揮が弱すぎるとなえていた....。それとメンバー間でまだ仲良くなれてないのと、持ち前のkid先生のシャイさで、試合中のコミュニケーションが前日まで全然取れてなかった。本当はやりたくかった(ここ重要)けど、お前ら勝つ気あるの?とめっちゃ詰めまくった。そしたら声が出始めたので悪いことをしたとは思ってても満足した。

まぁ、結果は2-3で負けちゃったよね。それでも自分は結果そのものにはとても満足していた。だって、前回不敗だったチームにタイブレークまで持ち込める事自体が奇跡だと思っていたから満足できる結果だったと思います。

 思っていたよりもkrakensで奮戦出来たので、この調子でいけば他のチームには勝てるという雰囲気がBULLS内で出来始めていました。良く悪くも謎の自信をつけてくれたので、残りの4週間を萎えずにやることが出来たと思います。

 2週目のCROWSは、ゴーストでkinoのMAUSが上手く扱えてるようになって感動したことが一番印象的でしたね。自分の発想になかったいい動きをしてたので、ここら辺からチームに希望を自分が持てた気がします。

 3週目は自分がコロナに罹ったので殆ど練習に参加せず、kidに指揮を丸投げしたので、70%くらいの確率で負けるなーって思ってたら勝てたので感謝。

 4週目の雷鳥戦、これが一番最悪の試合だった。勝ったことはどうでも良くて、兎に角全員が下手くそで、負けに導く動きをしてたのに何故か勝った。気分が悪くなってた。たった2回勝った程度でここまで気を抜くチームにはしたくないので、5週目までの間みっちりシバきました。タクティクスの面でもそろそろ難しめのタクティクスを用意して、徐々にレベルアップしていきました。最初は訳の分からない死に方とかして、頭の中に?マークで頭がいっぱいでしたが、だんだん自分で判断できるようになったのもこのあたりだった記憶がありますね。他チームとのタクティクスの出来はここら辺で拮抗してくると予想してたので、兎に角一人ひとりの動きに一切の妥協がないように練習していきました。

 5週目の鮫戦が個人的には一番緊張していました。古巣のチームに勝ちたい気持ちが強くて、毎日2時間くらいSharksの試合を研究してタクティクスを作っていました。ゴーストタウンの攻撃タクティクスは相当出来が良かったと自分で思っています。正直、あのタクティクスは当時の防衛メタに対しては全部勝ててたので相当自信がつきました。崖はSharksの傾向からE5とIS-7を評価していた傾向があったので、それ読みでタクティクスを作っていたら上手くいきました。ちゃんと研究した結果として、勝利出来たので、チーム全体の実力もこのタイミングで目に見えて上がっていったのでいい感じでしたね。

予選リーグは何故か一位になれたので、満足できたのと自分もある程度は5x5のチームをちゃんと纏められたのでモチベーションをここで失いました。

 自分は正直BULLSのメンバーの一人や二人くらい練習がきつくて脱落するのかなーなんて思っていたけど、ちゃんとついてきてくれたので、指揮や卓がどうというよりみんなやる気があったよね。うん。他のチームの話を聞くとどこか妥協しているところもあったけど、BULLSはそういったのを全く許さなかったから多分辛かったと思う。ごめんよ;;

レイオフ

 1位と2位同士が当たるので.......、またkrakensです。泣きました。とは言っても初週で当たった時よりも差は縮まっているように感じたので、少しだけ希望を持っていたけど、やっぱりkrakensのほうがミスが少なくて、確実に取れる試合はこぼすことがなかったので、色んな面で負けているなと痛感させられた試合だった。結果自体は妥当だと思う。どちらかというより、前日の練習試合をsharksとやった時に十数回試合をして4回しか勝てないことに絶望していた自分がいた。自分たちのタクティクスも弱かったし、自分がやりたいことをsharksが全部知っているような気がして、自分の指揮センスのなさに絶望していた。もうkrakensに負けてsharksと試合をすることになったらほぼ100%負けそうだと思った。

 実際に嫌なパターンを引いてしまい、sharksと試合をするにも先日の練習試合でfinさんに頭を破壊された自分はどうすれば良いのか全く分からなくて、土曜日が近づくにつれてやる気が無くなっていった。タクティクスを作る価値を感じなくなってたし、自分の研究量がsharksに勝ててる訳ないと、古巣にいたから分かる確信で練習中に何があってもあまり興味がなかった。極めつけは前日にgoritaroのチームと練習試合をしたら負け越したのでBULLSもここまでかといった感じで自分の無力さを感じたともに、3位になっただけで万々歳だと初めて妥協した。自分の調子がチームの調子に直結するBULLSでは致命的だったが、まぁいっかみたいな感じになりました。

当日のSharks戦のmurovanka攻防どちらも負けた時、自分はもう終わりにして4005出すわと言って試合を投げようとした。いや、普通に3位が妥当だと思ったから自分はそれで満足だったけど、流石にチームメンバーに怒られたから崖の防衛で負けたら本気で試合を投げる気やりました。いざ試合が始まってみれば、崖の防衛でみんないい動きをしていて、これなら攻撃も勝てるかもと思って何とか踏ん張りました。崖で気づいたけど、これ今までのsharksの練習試合の中の記憶に出てきたものしかなかったので、それ用に取り敢えず作ったタクティクスをprokでは使って2本取って、結果としては4-2で勝てました。メンタルケア係がいつのまにか沢山いたので助かりました。

決勝のkrakens戦は特に言うことないです。圧倒的な実力差を感じたので当然の結果だと思います。確かにスコア的には3-5と善戦はしたし、muroの最終戦以外の結果は比較的拮抗してたように見えるけど、自分の目線では、もの凄い差を感じてたことだけは書きます。試合内容とかは、WGかリトマス先生がまとめてくれるのでそっちを見てください。

 結果として2位だったけど、自分の目的は達成されたし、チーム運営は比較的上手くいった方だと思いたいですね。みんな悔しそうだったけど、それだけ努力してくれただけでも自分は良いチームだと思います。来シーズンはもう指揮は出来ないだろうな。BULLSみたいなチームは他のチームにはない雰囲気だっただろうし、それはもう叶わなさそうなので潔く引退してJ2L行きますか^^

 

指揮官として

 自分はBULLSの指揮とタクティクス作成、スケジュール管理の担当でした。指揮と卓を作る経験は15x15の進撃戦なら多少あっても、少人数戦のタクティクスは作ったことがなかったので、ずっと手探りの状態で作り続けてました。一番重要なのは根幹となる理屈をどうやって作るか、それをどうやってメンバーに伝えるかであって、タクティクスの共有はそこまで重要じゃないというのが自分が持っていた意見でした。シーズンの中盤までは5x5特有の感覚を覚えてもらうために、そこまで難しいことはやらずに、局所的な枚数差を作る練習と、HPを使って強引に押し切るタクティクスの2パターンしかやらなかったので、5vs5が上手くなるというよりも、個々人のPSを向上させることに注力してました。シーズンが進むにつれて、相手のレベルも上がってくるので、単純なタクティクスでは相手のポジショニングによっては簡単に負けてしまう事が増えてきました。そして、次にポジショニングの重要性を説明していって、HPの差を気にせずにポジションを取るべき場面を見極める練習をしていきました。つまり、それは単にHPの少ない車輛をフォーカスするのではなく、ポジションを取ろうとしている相手を優先的に処理していく練習にもつながるので、基礎的というよりも、応用的な技術になってきます。それが他のチームに出来て、BULLSに出来ない事の一つでした。直ぐに身につくことではないので、最後まで完璧に出来てはいなかったけど、他チームと同等にはなったので良かったですね。どうやって立ち回るかの説明も続けたと同時に、自分の使っていた理屈も徐々に変えていく必要があったので、そこら辺でメンバーを振り回すことはよくあったけど、そこら辺は進撃戦の考え方を応用すればある程度上手くいきました。まぁ、これ作るの上手くいかなかったら、メンバーの不信感だけが溜まるから一番真面目に考えてた。内容は書かないです。来シーズンやるかもしれないからwwww

 確かに指揮するのは多少は出来たかもしれないけど、人の上に立つ器を全く持ってないなって事あるごとに感じるよね。だから次シーズンBULLSで指揮したい人が居たらやってください、お願いします。

最後に

つまらない事たらたら書いたけど、これ読んでJPLに出場したいって思えるプレイヤー0人説を推します。勝ちたいってことはそれだけつらい思いもするので、程よくランダム戦でtier6乗るのが幸せだよ。僕はそうする。おやすみ。